[2020/02/27]
** 医療機関等の適正受診にご協力を!
医療機関等の適正受診にご協力をお願いします!
(2016年2月19日のニュースとお知らせを追記し再度アップしています。)
最近、軽症にも関わらず、「待ち時間が短いから」「昼間は仕事があるから」などの理由で時間外受診する、いわゆる「コンビニ受診」が増えています。
これにより、本来の緊急性の高い患者の治療に支障をきたすケースが発生しており、このことが医療機関の医師やスタッフへの負担増の原因となっております。
■時間外・深夜・休日の受診をなるべく避けましょう。
・休日や夜間に開いている救急医療機関は、緊急性の高い患者さんを受け入れるためのものです。休日や夜間に受診しようとする際には、平日の時間内に受診することができないのか、もう一度考えてみましょう。身近な地域の救急医療体制を維持するためにも、割増料金で医療費が高くなるのを防ぐためにも、医療機関等の適正受診についてご理解、ご協力をお願いします。
・夜間、休日にお子さんの急な病気で心配になったら、まず、小児救急電話相談(#8000)の利用を考えましょう。小児科の医師や看護師からお子さんの症状に応じた適切な対処の仕方などのアドバイスが受けられます。
*小児救急電話相談が利用できる時間はお住まいの自治体によって異なり
ます。
お子さんの医療費は、市町村の助成制度(年齢や諸条件あり)により、自己負担がほとんどありませんが、原則7割(未就学児は8割)は皆さんの保険料(健保)で負担しております。
追記)土曜午後、日曜等の休日に自主的に診療を行っている医療機関(薬局含む)もありますが、時間外加算がありますので、平日と比べると医療費が高くなります。
■かかりつけ医をもちましょう。
・かかりつけの医師を持ち、気になることがあったらまずはかかりつけの医師に相談しましょう。
・はしご受診、重複受診(同じ病気で複数の医療機関を受診すること)は、控えましょう。医療費を増やしてしまうだけでなく、重複する検査や投薬によりかえって体に悪影響を与えてしまうなどの心配もあります。今受けている治療に不安などあるときには、そのことを医師に伝えて話し合ってみましょう。
・高度な治療や検査が必要な場合は、かかりつけ医の紹介でかかりましょう。
*現在、紹介状なしの大病院受診時は最低5,000円以上(歯科は3,000円以上)の定額負担があります。
■後発(ジェネリック)医薬品を利用しましょう。
先進医療品と同等の効能効果を持つ医薬品であり、費用が先発医薬品よりも安くすみます。「ジェネリック医薬品希望カード」や「希望シール」を利用し、医療機関や薬局に提示することなどにより、後発医薬品の利用について相談にのってもらうことができます。
*同カードやシールご希望の方は、健保までご連絡ください。
■柔道整復師のかかり方を正しく理解し、受診しましょう。
・整骨院や接骨院で骨折、脱臼、打撲及び捻挫(いわゆる肉ばなれを含む。)の施術を受けた場合に保険の対象になります。なお、骨折及び脱臼については、緊急の場合を除き、あらかじめ医師の同意を得ることが必要です。
・単なる肩こり、筋肉疲労などに対する施術は保険の対象になりません。このような症状で施術を受けた場合は、全額自己負担になります。
(厚生労働省 HPより抜粋)
*「 厚生労働省保険局保健課長、健保あて適正受診に係る普及啓発について」より抜粋