★　第146回　組合会の概要について　★

 

　令和2年2月25日に開催されました第146回組合会にて、「令和2年度事業

計画及び予算」が承認されましたので、その概況を報告いたします。

 

　健康保険組合を取り巻く情勢は、依然として大変厳しいものです。当健保は令和2年度の高齢者医療にあてる納付金等のうち前期高齢者の納付金の負担が2年前の精算額の還付があり、単年度としては大幅に下がりました。しかし、令和3年度については上昇する見込みです。また、例年、納付金の負担を単年度の保険料でカバーすることは難しい状況です。医療費についても平成26年度以降、年々増加傾向にあります。

　したがって、一般の保険料率については据え置きとし、令和3年度以降の状況をみていきたいと考えています。

 

引き続き適正受診へのご理解とご協力をお願いいたします。

2016年2月19日のニュースとお知らせの「医療機関等の適正受診にご協力を！」を、再度2020年2月27日付でアップしましたのでご覧ください。

 

また、特に65〜74歳の方の医療費が前期高齢者の納付金の負担に大きな影響を与えますので、特に65〜74歳を扶養する被保険者の方は、被扶養者の健康管理にもご注意いただくようお願いいたします。

 

　また、介護保険についても、納付金に対する保険料収入が不足し、令和1年度の決算残金の内2,000千円を繰り入れしても不足する見込みです。よって、令和2年度は、介護保険料率を引き上げます。

　令和2年度予算概要は、別途（後日）お知らせします。

 

■令和2年度の各保険料率

・健康保険料率　103/1,000　（令和1年度　103/1,000）

・介護保険料率　17.4/1,000　（令和1年度　16.8/1,000）

　　※なお、上記保険料率は、事業主負担分も含む。

（個人負担は、健康46.35/1,000、介護8.7/1,000）

令和2年度保険料額表につきましては、後日改めてホームページに掲載

いたします。

 

■任意継続被保険者の保険料額に関する標準報酬月額について

　任意継続被保険者の標準報酬月額の上限については、前年9月末日に

おける当健保全被保険者の平均標準報酬月額で決められます。令和1年

9月末日における平均標準報酬月額は、399,900円ですので、令和2年4月

から適用される任意継続被保険者の標準報酬月額の上限は27等級：410千円となり、令和1年度と同額で変更はありません。