[2019/02/20]
★ 第143回 組合会の概要について ★
★ 第143回 組合会の概要について ★
平成31年2月13日に開催されました第143回組合会にて、「平成31年度事業
計画及び予算」が承認されましたので、その概況を報告いたします。
健康保険組合を取り巻く情勢は、依然として大変厳しいものです。当健保も平成31年度の高齢者医療にあてる納付金等の負担が依然として重く、別途積立金を165,000千円(予備費20,000千円を含む)を取り崩さなければなりません。医療費についても平成26年度以降と年々増加傾向にあります。また、納付金に影響する前期高齢者医療費も依然と高い状況です。
このままでは、別途積立金も底をつくため、平成31年度は、健康保険料率の引き上げの苦渋の選択を決議しました。
引き続き適正受診へのご理解とご協力をお願いいたします。平成28年2月16日のニュースとお知らせの「医療機関等の適正受診にご協力を!」をご覧ください。
また、介護保険についても、納付金に対する保険料収入が不足し、平成30年度の決算残金の内2,000千円を繰り入れしても不足する見込みです。よって、平成31年度は、介護保険料率を引き上げます。
平成31年度予算概要は、別途(後日)お知らせします。
■平成31年度の各保険料率
・健康保険料率 103/1,000 (平成30年度 98/1,000)
・介護保険料率 16.8/1,000 (平成30年度 16/1,000)
※なお、上記保険料率は、事業主負担分も含む。
(個人負担は、健康46.35/1,000、介護8.4/1,000)
平成31年度保険料額表につきましては、後日改めてホームページに掲載
いたします。
■任意継続被保険者の保険料額に関する標準報酬月額について
任意継続被保険者の標準報酬月額の上限については、前年9月末日に
おける当健保全被保険者の平均標準報酬月額で決められます。平成30年
9月末日における平均標準報酬月額は、395,818円ですので、平成31年4月
から適用される任意継続被保険者の標準報酬月額の上限は27等級:410千円となり、平成30年度からアップとなります。