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[2013/04/23] 
PM2.5、花粉、黄砂 から身を守る☆【コミックニュース】


 
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草木が芽吹きはじめ、花が咲き、一年で一番素敵な季節になりました――が、スギ花粉や黄砂が増え、花粉症の人や呼吸器の弱い人には憂鬱な毎日かもしれません。今年はPM2.5についても話題となっています。

PM2.5とは、空気中に漂う2.5μm(μmは1mmの1000分の1の大きさ)以下の非常に小さな粒子のこと。工場や焼却炉からのばい煙、車の排気ガス、土壌や火山など発生原因はさまざまです。成分もガソリンや石炭などの化石燃料を燃やした結果発生する硫酸塩のほか、亜鉛、銅、スズなど多様で、大気中で黄砂や花粉に付着して反応することで、より問題のある物質が発生するとも指摘されています。
PM2.5が怖いのは粒子が小さいために気道の奥にまで入り込みやすく、肺胞などに沈着することです。花粉症やぜんそくなどを悪化させるほか、呼吸器や循環器への悪影響や肺がんや心臓病のリスクを高めると危惧されています。 

3〜5月にかけては偏西風が強くなり、大陸からより多くのPM2.5が飛来することが予想されています。この問題は以前から指摘されていたのですが、今年は大陸各地での大気汚染がとくに深刻なことから、不安が高まっています。環境省では、1日平均70μg/m3(μgは1gの100万分の1の重さ)の予測で外出自粛などの注意喚起を行なう暫定指針を2月27日にまとめました。 

情報をこまめにチェックして、多い日は外出しない、部屋の換気を控える、洗濯物は部屋干しに、外出時は高機能のマスクやメガネでガードするなどの対策をとりましょう。とくに、呼吸器系の持病のある人、子ども、妊娠中の女性、高齢者は、注意が必要です。

PM2.5、花粉、黄砂をチェックするには

PM2.5 そらまめ君 http://soramame.taiki.go.jp/
花粉 はなこさん http://kafun.taiki.go.jp/
黄砂 黄砂情報提供ホームページ http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/kosateikyou/kosa.html

※この他、お住まいの自治体で独自に地域の状況を公表しているHPもありますので、 ご活用ください。




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