[2022/03/01]
令和4年度 収入支出予算の件
★ 令和4年度 収入支出予算の件 ★
令和4年2月25日、第151回組合会にて、「令和4年度事業
計画及び予算」が承認されましたので、その概況を報告いたします。
健康保険組合を取り巻く情勢は、依然として大変厳しいものです。当健保は高齢者医療にあてる納付金等のうち前期高齢者の納付金の負担が重く、令和3年度は前年より約1億6千万円増加しました。令和4年度は、令和2年度の清算金が還付され、大幅に減少の見込みです。しかしながら例年、納付金の負担を単年度の保険料でカバーすることは難しい状況です。
医療費については、新型コロナの影響もあり低い水準ですが、徐々にもどりつつあり、反動も懸念されます。
したがって、一般の保険料率については据え置きとします。
引き続き適正受診へのご理解とご協力をお願いいたします。
2020年2月27日のニュースとお知らせの
「医療機関等の適正受診にご協力を!」を、ご覧ください。
また、特に65〜74歳の方の医療費が前期高齢者の納付金の負担に大きな影響を与えますので、特に65〜74歳を扶養する被保険者の方は、被扶養者の健康管理にもご注意いただくようお願いいたします。
また、介護保険については、納付金に対する保険料収入がほぼ均等する保険料率へ引き下げます。よって、令和4年度は、介護保険料率を引き下げます。
令和4年度予算概要は、別途(後日)お知らせします。
■令和4年度の各保険料率
・健康保険料率 103/1,000 (令和3年度 103/1,000)
・介護保険料率 17.8/1,000 (令和3年度 18.0/1,000)
※なお、上記保険料率は、事業主負担分も含む。
(個人負担は、健康46.35/1,000、介護8.9/1,000)
令和4年度保険料額表につきましては、後日ホームページに掲載いたします。
■任意継続被保険者の保険料額に関する標準報酬月額について
任意継続被保険者の標準報酬月額の上限については、前年9月末日に
おける当健保全被保険者の平均標準報酬月額で決められます。令和3年
9月末日における平均標準報酬月額は、407,768円ですので、令和4年4月
から適用される任意継続被保険者の標準報酬月額の上限は27等級:410千円となり、令和3年度と同額で変更はありません。