[2021/03/12]
★ 令和3年度 収入支出予算の件 ★
★ 令和3年度 収入支出予算の件 ★
令和3年2月19日、第149回組合会(書面会議)にて、「令和3年度事業
計画及び予算」が承認されましたので、その概況を報告いたします。
なお、今回は新型コロナウィルス感染症拡大防止及び届出日程を考慮し、
書面会議にて行いました。理事会は、2月10日にTV会議にて行い、審議・
承認を得ていますことを申し添えます。
健康保険組合を取り巻く情勢は、依然として大変厳しいものです。当健保は高齢者医療にあてる納付金等のうち前期高齢者の納付金の負担が重く、令和2年度大幅に下がりましたが令和3年度は前年より約1億6千万円増加しました。令和2年度の残金が同程度見込まれ、ほぼ同額を令和3年度で取り崩す見込みです。例年、納付金の負担を単年度の保険料でカバーすることは難しい状況です。
医療費については、新型コロナの影響もあり低い水準ですが、徐々にもどりつつあり、反動も懸念されます。
したがって、一般の保険料率については据え置きとしますが、令和4年度以降は状況によっては更なる保険料率アップも予想されます。
引き続き適正受診へのご理解とご協力をお願いいたします。
2020年2月27日のニュースとお知らせの
「医療機関等の適正受診にご協力を!」を、ご覧ください。
また、特に65〜74歳の方の医療費が前期高齢者の納付金の負担に大きな影響を与えますので、特に65〜74歳を扶養する被保険者の方は、被扶養者の健康管理にもご注意いただくようお願いいたします。
また、介護保険についても、納付金に対する保険料収入が不足し、令和2年度の決算残金の内2,000千円を繰り入れしても不足する見込みです。よって、令和3年度は、介護保険料率を引き上げます。
令和3年度予算概要は、別途(後日)お知らせします。
■令和3年度の各保険料率
・健康保険料率 103/1,000 (令和2年度 103/1,000)
・介護保険料率 18.0/1,000 (令和2年度 17.4/1,000)
※なお、上記保険料率は、事業主負担分も含む。
(個人負担は、健康46.35/1,000、介護9.0/1,000)
令和3年度保険料額表につきましては、ホームページに掲載されています。
■任意継続被保険者の保険料額に関する標準報酬月額について
任意継続被保険者の標準報酬月額の上限については、前年9月末日に
おける当健保全被保険者の平均標準報酬月額で決められます。令和2年
9月末日における平均標準報酬月額は、395,781円ですので、令和3年4月
から適用される任意継続被保険者の標準報酬月額の上限は27等級:410千円となり、令和2年度と同額で変更はありません。